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豪雪地帯に6年住んだけど、それでも雪を嫌いにならなかった

豪雪地帯に6年住んだけど、それでも雪を嫌いにならなかった

豪雪地帯に6年住んだけど、それでも雪を嫌いにならなかった

私は子どもの頃から雪が好きです。

大人になった今でも、その気持ちは変わりません。

私は北海道生まれですが、これまで進学や仕事の関係から、東京、埼玉、新潟で暮らしてきました。

都会から田舎までの生活を経験し、新潟移住歴は7年以上になります。

そのうち6年間は、日本有数の豪雪地帯と呼ばれる妙高市で暮らしていました。

当然、雪かきの大変さも、冬道の運転の怖さも身に染みています。

ただ、それでも雪を嫌いになることはありませんでした。

そこで今回は、私が今でも雪が好きな理由や「どうして雪を嫌いになるのか」についてお話します。

今、雪国住んでいる人や今後移住を考えている方にとって、何か参考になればいいなと思うので、気軽に読んでみてくださいね。

豪雪地帯に6年住んだけれど、雪を嫌いになることはなかった

妙高の雪とショベル

私はアウトドア専門学校への入学をきっかけに、新潟に移住しました。

暮らしていたのは、日本有数の豪雪地帯と呼ばれる妙高市です。

約6年住んでいたので、雪かきの大変さも冬道の運転の怖さも嫌というほど体験しています。

乗っている車が2WDなので、駐車場でスタックすることも当たり前だし、道路に出ればスリップの恐怖にいつも怯えていました。

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でも、それでも雪を嫌いになることはありませんでした。

新潟へ移住する前は「もしかしたら雪が嫌いになるかも」と思っていたのですが、そうはならなかったんですね。

だから今でも、雪は好きなままです。

雪を嫌いになる理由は、除雪と車の運転

新潟の冬道

子どもの頃から雪が好きな私でも、さすがに妙高市の雪はツラすぎました。

そのため今はもう少し雪が少ない、新潟県内の別の街に住んでいます(少ないといっても50cmくらいは積もります)。

雪は人を感動させるほど美しい光景も見せてくれますが、困ることも多いので、中には「嫌い」と思う人もいますよね?

雪が嫌いな主な原因には、除雪と車の運転が関係していると思います。

雪国での除雪は、とにかく大変です。

降雪量は地域によって異なりますが、たいていの場合、12月〜3月頃までの冬場は雪かきに備えて、1時間以上は早起きしないといけません。

車で通勤・通学する人であれば、車両や駐車場も除雪しないといけないので、さらに労働時間は増えます。

そしてとんでもないのが、その1時間ですべての雪が片付くわけでもないということです。

車は出せるようになったけれど、あくまで一時しのぎであることも多いので、帰宅後にまた雪かきすることもざらです。

そんな雪かき生活を冬場はほぼ毎日繰り返すので、雪が嫌いになる人がいてもおかしくありません。

私が妙高市から引っ越した理由の一つも、除雪の大変さからでした。

アパートでの一人暮らしということもありましたが、80cm以上の降雪に加えて、駐車場の除雪範囲も広く、だいたい一回の雪かきに2〜3時間はかけていました。

車の雪は放置しているとワイパーが折れそうになったり、車が押しつぶされそうになったりするので、使わないときでも定期的な雪かきは必要です。

寒いのはもちろん、毎日の除雪と運転の大変さから雪を嫌いになる人がいるのもうなずけますね。

雪を“災害”と思う人もいる

除雪の様子(新潟)

妙高に住んでいた頃、地域の人が「雪は災害だから」と言っていました。

移住前まで私は雪を災害と考えたことはなかったのですが、それを聞いて「たしかにそうかも」とハッとしたことを覚えています。

都市部でも雪が降ると電車が止まるように、田舎でも雪のトラブルは絶えません。

大雪の場合は高速道路をはじめ、普通の道路でも道がガタガタしてほとんど進めなかったり、雪の重みで家が押し潰されたりすることもあります。

屋根の雪下ろしによる事故なども考えると、たしかに雪は災害ともいえますね。

私が雪を嫌いにならなかった理由

北海道生まれで雪に慣れている私でも、豪雪地帯・妙高市の雪にはさすがに参りました。

そんな雪に苦労してきた私が今でも雪を好きでいられる理由には、以下の2つが関係しているのかなと思います。

  • 自然が好きなこと
  • Webライターという仕事を選んだこと

自然が好きなこと

私は自然に関わる仕事がしたくて、新潟にあるアウトドア専門学校に入学しました。

市役所職員を辞めて、地方に移住をするくらいなので、わりと自然好きな方ではないかなと思っています。

豪雪地帯で雪かきの苦労も冬道の恐怖も味わって、まだ雪が好きといえるのは、私が自然や四季の変化が好きなことと無関係ではないでしょう。

「自然が好き」と「雪が好き」は決してイコールではありませんが、豪雪地帯に移住したことで、「自分はこんなに自然が好きだったんだな」と改めて気づけました。

Webライターという仕事を選んだこと

自然体験教育者という傍ら、Webライターの仕事を選んだことも、雪を嫌いにならなかった理由の一つかもしれません。

Webライターとは、ネット検索したときに表示されるWebメディアやブログ、HPなどに掲載する記事(文章)を作成する仕事です。

在宅でできる仕事なので、出勤前の雪かきや早起きがなくなったことは大きいですね。

だからといって雪かきがなくなるわけではありませんが、自分の好きなタイミングで雪かきできるのと、できないのとでは大違いです。

雪を嫌いになるかどうかには、個々の働き方も関係していると思います。

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それでも雪景色は美しい

田園に積もる雪と妙高山

私は豪雪地帯に移住して、雪かきのしんどさを改めて味わいましたが、いまだに雪に感動することがあります。

田園地帯一面に積もる雪はまっさらに白く、美しい光景です。

静かな夜に雪がライトアップされて、深々と降る光景なんかも好きですね。

もちろん世の中には雪が嫌いな人もいるし、災害であることも理解しているので、「雪はきれい」の一言で片付けるのは、雪国で大変な思いをしている人に失礼かも……と感じます。

ただ、雪が人に感動を与える、自然の産物であることも確かです。

少なくとも私は豪雪地帯での暮らしも経験したうえで、今でも雪が魅せる光景に心を動かされています。

まとめ

私はアウトドア専門学校への入学をきっかけに、日本有数の豪雪地帯・妙高市に6年間住みました。

一度の雪かきに2時間以上かかることもあり、冬道の運転に恐怖を感じたことも何度もあります。

ただ、さすがに除雪が大変すぎて、今は妙高市を離れてしまいましたが、それでも雪が好きな気持ちは変わりません。

雪が嫌いにならなかった理由には、もともと自然が好きだったこともありますが、在宅でできる仕事を選んだことも関係していると思います。

新潟に移住したことで、雪で苦労しているからといって、必ずしも全員が雪を嫌いになるわけではない、ということがわかりましたね。