雪国「妙高」は2WDでもギリギリ暮らせる街

雪国「妙高」は2WDでもギリギリ暮らせる街

【更新:2020/2/2】

新潟県妙高市は、極上のパウダースノーが降る地域。降雪量も多いので、車は4WDが当たり前といえます。

では「2WDでは暮らせないのか?」というと、そんなことはありません。

私は埼玉から妙高に移住して6年になりますが、ずっと2WDの車に乗っています。

雪道の走行も気をつければ、なんとかなりますよ!

一日80センチ以上の雪が降る、冬の妙高

妙高の雪と車

妙高は冬になると、ものすごく雪が降る地域です。多いときには一日80センチ以上の雪が降ります。そうなると、朝から晩まで雪かきに追われることになるわけです。

ですから、ちょっと目を離すと車にもこんもりと雪が積もって、雪だるま状態になります。

一回一回、雪かきをしてから出かけるわけなので、近くのコンビニに行くのですら一仕事です。

ただ、妙高は極上のパウダースノーが降る街なので、冬になると国内外から多くの観光客が押し寄せます。

住民は雪かきに苦労していますが、観光に訪れる人にとっては宝物なんですね。

積雪量は住むエリアによって全然違う

妙高(関山)の冬景色

妙高市は日本有数の豪雪地ですが、積雪量は住む地区によってまったく違います。妙高に雪が多い理由の一つは、日本百名山の一座「妙高山」がそびえているからです。

ほかにも火打山などの山々の影響もありますが、ざっくりいうと「山に近いほど積雪量が増える」と考えていいでしょう。

雪の多い代表的なエリアとしては、

  • 妙高高原
  • 関山
  • 赤倉温泉などの温泉街、など

があります。言いかえれば、スキー場が近いエリアです。

一方で、新井地区などの市街地では、比較的雪が少なくなります。

少ないといっても「豪雪地帯では」ということであり、一日に10〜20センチは平気で積もります。一日に70〜80センチも降るほかの地区が異常ということもできるかもしれません。

ちなみに私が住んでいる矢代地区も、雪がたくさん降ります。

場所としては山ではないのですが、市街地から少し離れた環境にあるので、降雪量は40〜50センチと、とんでもないです。

自然豊かなところは好きなのですが、なかなか住むのに苦労しています。

2WDでもなんとか生活できる

冬の妙高の道路

埼玉から新潟に移住して6年が経ちますが、車はずっと2WDに乗っています。

「それ大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、なんとかギリギリやっていけている感じです。

妙高市は道路の除雪も上手なので、除雪が入ればそれなりに走れることも関係していますね。

ですが、4WDの車があるならその方が安全です。

冬は当然スタッドレスタイヤを装着していますが、雪が積もった道路などを走行するとハンドルをとられそうになることもあります。

2WDで生活できないことはないのですが、雪道の運転には多少不安を覚えますね。

ただ、スキー場などの山に向かう人は、4WDじゃないと危険です。

坂の途中でタイヤを止めると登れなくなることもありますし、下りではハンドル操作が効かない場合もあります。

あくまで冬場に2WDで走れるのは、市街地だけと考えてくださいね(気をつければ)。

ドカ雪が降ると家から出られないこともある

降雪量がものすごい日だと雪かきが間に合わず、家から出られないことがあります。車を出すための駐車場の雪かきも大変です。

実際、アウトドア専門学校時代の知り合いの中には、「雪かきが追いつかなくて学校に行けなかった」という人がいました。
※ 妙高にはアウトドアの専門学校があります

さらに2WDは4WDよりも馬力が弱いので、駐車場や道路でスタック(タイヤが空転する現象)する可能性が高くなります。

大雪の場合、2WDは走行中に不安を感じることも少なくなくありません。そのため、私は極力家から出ないようにしています。必要がないなら無理に外出しないということです。

車を出して、わざわざ危険な目に遭いにいってもしょうがないですからね。

常にスタックに備えて道具を積んでおく

 

2WDで怖いのは、雪にタイヤがはまってハンドルが効かなくなることです。いわゆるスタックです。

4WDでもスタックすることはありますが、2WDではより起こりやすいと思った方がいいでしょう。

そのため、車には常にスタックに備えた道具を積んでおくことをおすすめします。ちなみに私はダンボールを積んでいます(開いたもの)。 

スタックは、タイヤが地面をかんでいない状態をいうので、脱出するには何か “かませるもの” が必要です。

市販でもスタックラダーなど救助する道具は売っていますが、ダンボールや木の板なんかもタイヤ脱出に使えます。

実際、私が駐車場でスタックしたときは、友人がダンボールで助けてくれました。それからというもの車には、念のためダンボールを積んでいます。

他には、雪を掘り出すためのスコップも車に入れておくといいですね。

まとめ

冬の妙高山

妙高は日本有数の豪雪地ですが、冬でも市街地を走るくらいであれば2WDで暮らすことができます。

「新潟だから絶対に4WDじゃないとダメ」というわけではありません。

2WDでも雪道で無理な走行をしなければ、なんとかやっていけますよ。