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アウトドアにおける子どもの熱中症対策と応急処置

アウトドアにおける子どもの熱中症対策と応急処置

アウトドアにおける子どもの熱中症対策と応急処置

夏場はキャンプや登山、サイクリング、川遊びなど、さまざまなアクティビティが楽しめる季節。

アウトドア真っ盛りといえますが、そんな暑い時期に気をつけたいのが熱中症です。

特に子どもは、大人以上に熱中症にかかりやすいので注意しないといけません。

熱中症対策や応急処置について知っておくことは、アウトドアを安全に楽しむためには必須といえますね。

そこで今回は、アウトドアにおける熱中症対策についてご紹介します。

持っておきたいグッズもご紹介するので、ぜひ役立ててみてくださいね!

子どもは熱中症になりやすい!

熱中症は、暑い時期のアウトドアで注意したい症状の一つです。

熱中症は誰でもかかる可能性がありますが、子どもは発汗機能が未発達のため、大人よりも熱中症にかかりやすくなっています。

もしかしたら「いつもたくさん汗かいてるよ?」と思うかもしれませんが、実は子どもは大人より発汗量が少ないのです。

子どもの主な体温調節の方法は、熱の放出です。

気温が体温よりも低い場合には、外に熱を放出しやすいのですが、真夏のように気温が体温よりも高い場合には、熱が体にこもりやすくなります。

逆に外の熱が体に中に入ってきて、暑さが増してしまうのです。

体も地面から近いので、日差しと合わせてより熱を受けやすい体といえるでしょう。

キャンプや登山などのアウトドア活動において、子どもは大人以上に熱中症になりやすい特性を持っています。

熱中症が起きやすい条件

時期でいえば、熱中症は5月のGW頃から目立つようになってきます。

熱中症が起きやすい条件には、環境と行動、体の3つが関係しているのですが、まとめると以下のとおりです。

  • 高温多湿
  • 日差しが強い
  • 風が弱い
  • 急に暑くなったとき
  • スポーツなど体を動かしているとき
  • 長時間の活動
  • 寝不足などの体調不良

アウトドアは長時間の活動になりやすく、日差しの影響も強く受けます。

とりわけ登山はすぐに日陰に入れない場合もあり、体力も消耗もするので、気温などの環境には十分に注意しないといけません。

キャンプや登山などのアクティビティに関係なく、屋外で活動する前日はぐっすり眠って、コンディションを整えるようにしましょう。

熱中症の症状

熱中症の怖い点は、急に起こるところです。

熱中症の初期症状は、めまいが起きたり、顔が赤くなったりなどの軽い症状ですが、重症となると意識を失い、命を落とす危険もあります。

以下のような症状が出たら、熱中症の可能性を疑った方がいいでしょう。

  • 顔が赤い
  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 吐き気
  • だるさ
  • 頭痛
  • 一時的な失神
  • 筋肉のけいれん(足がつる、など)
  • 水分補給ができない
  • 声に反応しない

大人であれば「なんか熱っぽい」「だるいな」と思ったときには、基本的に自分で伝えられると思います。

しかし、子どもの場合、年齢によっては自分で体調不良を伝えられなかったり、心身の現状把握ができないこともあるので、保護者が安全管理し、危機を察知する必要があります。

甘くみないで!アウトドアの熱中症対策

長時間アウトドア活動をするときや暑い時期には、熱中症対策がかかせません。

具体的には、以下のような方法で対策しましょう。

涼しい服装をする

暑い時期は、Tシャツやハーフパンツなど通気性の良い服装をするようにしましょう。

季節に限らずですが、アウトドアでは温度調節しやすい服装をすることが重要です。

肌をサラッと保てる、冷涼ウェアを着るのもおすすめです。

直射日光を避ける

直射日光を避ける方法としては、タープを張ったり、帽子を被ったりする方法があります。

強い日差しを浴び続けていると熱中症になりやすいですからね。

水遊びをする

キャンプをする際には、熱中症対策として水遊びを取り入れてみるのもいいですね。

川や湖で遊んだり、水鉄砲で遊ぶのもいいでしょう。

登山の場合は、湧水や川で手を冷やすと熱も取りやすく、気分もリフレッシュできるはず。

水分・塩分を補給をする

動いていてもいなくても、水分・塩分補給はこまめにしましょう。

水分補給は、のどが乾く前から飲むのがコツです。

汗をかくと塩分やミネラルも失うので、塩分補給も忘れないようにします。

ミネラル補給には、麦茶もおすすめですよ。

こまめに休憩する

体温をクールダウンさせるために、適度に休憩も入れましょう。

子どもが夢中で遊んでいるときは、保護者が休憩をコントロールしてあげる必要がありますね。

日陰で水分補給もして、体を休ませる時間も必要です。

前日はたっぷり眠る

暑さはそれほどでなくても、体調によっては熱中症になりやすくなります。

睡眠不足は、熱中症のリスクを高める要因の一つです。

大人の場合、二日酔いも熱中症になりやすい要因なので、くれぐれも飲み過ぎには注意したいですね。

無理をしない

気温が高い日や体調がすぐれないときは、無理をしないようにしましょう。

「せっかくキャンプに来たんだから」と、暑い日に野外で張り切ってしまうと熱中症を起こしやすくなります。

アウトドアをやりたい気持ちや行きたい気持ちがあるかもしれませんが、倒れてしまう方が怖いですからね。

熱中症予防に役立つグッズ

熱中症は誰にでもなる可能性があり、いつ起こるかわかりません。

熱中症予防でも、以下のようなグッズを持っていると対策しやすく、万が一なったときも処置に役立ちますよ。

保冷剤

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冷涼タオル

パラディニア|冷感タオル 2枚セット
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冷感ウェア

ラッシュガード 半袖Tシャツ(キッズ)
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塩分入りタブレット

熱中飴 タブレット
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ポータブル扇風機

THREEUP|充電式ポータブル冷風扇
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他に、せんべいや梅干しなどの塩分入りのお菓子も持っていくといいでしょう。

スポーツドリンクやタブレットは、休憩中に食べる用と救急用に分けて用意しておくのがおすすめです。

【ポイント3つ】熱中症の応急処置

万が一、子どもや仲間が熱中症になってしまったときは、落ち着いて対処しましょう。

「意識がない」「症状が改善しない」場合には、すぐに医療機関へ連絡してください。

以下は、熱中症の応急処置の方法です。

  • 涼しい場所に移動させる
  • 衣服を脱がして、体を冷やす
  • 水分や塩分の補給

涼しい場所に移動させる

熱中症の初期症状が出たら、涼しい場所に移動させましょう。

タープや木陰など日陰のあるところで、風通りも良い所がベストです。

横になるようにして、休息をとらせましょう。

衣服を脱がして、体を冷やす

熱中症になったときは、体を冷やす必要があります。

アウターなどの衣服を脱がして、できるだけ体を冷やせる状態を作りましょう。

保冷剤で首筋や脇の下などの太い血管を冷やすし、うちわなどで仰ぐのも効果的です。

可能であれば、霧吹きスプレーのようなもので体に水をかけてあげると、体温が下がりやすくなります。

教育キャンプなどの引率者で、相手が女性(女子)の場合は、周りから見えないようにするなど、処置の仕方に配慮するようにしましょう。

水分や塩分の補給

熱中症時は、脱水症状になっている場合もあります。

水分補給できる状態であれば、スポーツドリンクなどを少しずつ飲ませましょう。

塩分やミネラルも、ほどよく補給させます。

まとめ

熱中症は誰もがかかる可能性があるため、暑い時期に気をつけないといけない症状です。

今はコロナの影響でマスクを着用する機会も多いので、より熱中症対策は大切ですね。

特に子どもは汗をかく機能が未発達なので、大人よりも熱中症にかかりやすくなっています。

初期症状としては、めまいや立ちくらみがあり、症状が進行すると意識を失うこともあるので、決して楽観視はできません。

万が一「熱中症かも」と思ったときは、涼しい場所に移動して、体を冷やすようにしましょう。

アウトドアでは冷却グッズも活用しながら、できる対策はしっかりやっておくといいですよ。