私は以前、某小学校で自然遊びクラブの外部講師をしていました。
アウトドア専門学校を卒業して、「自然体験活動をフリーでやっていきたい」と思っていたときだったので、お引き受けしたんですね。
今は関係者以外、学校への出入りが難しくなっているので、今思えば貴重な体験だったなーと思います。
今回はそんな、私が小学校で自然遊びクラブの担当をしていたときの話をします。
ブログっぽい、少しゆるめの文章になるかもしれませんが、良かったら読んでみてくださいね。
学校で自然遊びクラブの担当をしていた
私はアウトドア専門学校卒業後に、とある小学校で自然遊びクラブの外部講師をしていました。
毎週木曜日(だったかな?)の放課後に、10名の子どもたちと自然遊びをする活動です。
期間は春から夏までだったので、だいたい3ヶ月くらいですね。
活動には室内ゲームもありましたが、基本的には外での活動でした。
きっかけは、学校の先生からのお声かけ
私が小学校で自然遊びクラブの講師をやるきっかけとなったのは、ネイチャーゲームの会で知り合った学校の先生からのご紹介でした。
その先生は「学校で自然遊びの活動がしたいんだよね」と言っているところに、「フリーランスで活動していくつもりです」と言っていた私が現れて、誘われた感じです。
正直、収入としては全然でしたが、当時の私は仕事がしたかったので、まず声がかかったことが嬉しかったですね。
学校卒業後もまた、「自然体験の活動ができるんだ」と思っていましたよ。
自然遊びクラブの担当をしていて嬉しかったこと
やっぱり嬉しかったのは、子どもたちが喜んでいたことですね。
それに尽きます。
自分がやった自然遊びの活動、プログラムで楽しそうにしてくレテいるのを見ると「やって良かったな」と思えました。
あとは、他のクラブの子が気になって見にきていたことも嬉しかったです。
自然遊びクラブでは、各自が作った飛行機を校庭で飛ばしたり、焚き火でマシュマロを焼いたりといった活動をしていました。
わりと目立つ活動だったので、「一体、何をしてるんだ」と見にきたんでしょうね。
自然遊びクラブは、その小学校では初めての設立だったので、そういう意味では他の子が見にきたことで、参加者の子どもたちも「自分たちは楽しいことをしているんだ」と客観的にも感じられたのではないかと思います。
おそらくクラブ活動最初の頃は、ワクワクと不安が入り混じった状態だったと思うので。
自然遊びクラブの活動で大変だったこと
大変だったのは、時間と場所の制限でしょうか。
学校という限られた範囲で、活動は40分くらいで終了しないといけない。
登山やキャンプであれば、多少の時間の誤差は何とかなりますが、放課後のクラブ活動となると、そうもいきませんからね。
でも、校長先生が「校庭で焚き火してもいいよ」と言ってくれたときは、本当ありがたかったです。
焚き火みたいなダイナミックな活動の方が、子どものウケがいい気がするので。
あとこの頃は結局、保険営業の仕事を始めてしまっていたので、毎回車の中でスーツからアウトドアウェアに着替えて、学校に行っていました。
地味にこれが大変でしたね……。
子どもたちからのお手紙をご紹介
自然遊びクラブが終わった後には、子どもたちからのお手紙が入った資料もいただきました。
仕事の都合で、最終日は参加できなかったのですが、こういうものがもらえると心がほっこりするんですよね。
以下に、もらったお手紙の一部を載せておきます(名前は伏せてあります)。
人を喜ばせて、楽しさの中にも学びを与えたい
自然遊びに限らずですが、何か活動をするときは、その人たちを楽しませたいし、喜ばせたいと思っています。
その対象が、子どもでも大人でもです。
いろいろな考え方はあると思いますが、私は教育活動でやるのであれば、楽しいだけでもダメだし、お勉強要素だけでもダメだと思っています。
楽しさと学び。その両方が融合したプログラムをいつも目指していますね。
でも、基本はやっぱり楽しさですかね。
楽しくない活動は誰しも続かないので、その中にいかに学びの要素を入れるか、ということになるのかなと思っています。