軽くて背負いやすい!登山キッズバッグの選び方とおすすめ9選 PR含む

軽くて背負いやすい!登山キッズバッグの選び方とおすすめ9選 
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登山リュック(ザック)は、林間学校や自然体験教室などで登山で必須のアイテム。

でも、「今持っているリュックで大丈夫?」「どのくらいの容量が必要?」と、新しく買う場合に選び方がわからない親御さんもいるでしょう。

おそらく、普段使っているリュックも登山で使えますが、登山用のリュックは軽量で持ち運びもしやすいので、子どもの体にかかる負担を減らしてくれます。

背負い心地の良いリュックであれば、子どもも登山を楽しみやすくなるでしょう。

そこで今回は、登山向けキッズバッグの選び方とおすすめ商品についてご紹介します。

子どもの体験活動指導歴10年の私が解説するので、ぜひリュック選びに役立ててみてくださいね。

【ポイント3つ】小学生向け登山リュックの選び方

登山中の男の子

登山リュックは、子どもの体に合ったものを選ぶ必要があります。

極端な話、どのようなリュックを選ぶかによって、登山のしんどさも楽しさも変わってくるでしょう。

小学生用の登山リュックを選ぶ際は、以下の3つのポイントを意識してみてください。

(1) 容量は20L前後が目安

小学生の登山リュックの容量は、20L前後が目安です。

以下ではリュックの容量と学年の対応をまとめたので、一つの目安にしてみてください。

【リュック容量と学年の対応表】

【15~18L】:散歩程度の日帰り登山
  • 未就学児や低学年に最適なサイズ
  • お弁当や水筒だけなど、荷物が少ない
【20~22L】:そこそこ歩く、日帰り登山
  • 低学年〜高学年まで使えるサイズ
  • レインウェアも収まる容量
  • 脱いだ上着も入れたい
  • 日常使いにもちょうど良い
【25L以上】:荷物の多い日帰り登山
  • 中学年〜高学年など、ある程度体の大きい子
  • 本格登山にも対応
  • 班の食料や水などグループの備品も持つ

リュックは小さいほど持ち運びしやすくなりますが、活動内容によっては荷物が全部入らない可能性があります。

だからといって、容量が大きすぎるものを選んでしまうと、今度は子どもの体に負担がかかり、疲れやすくなるでしょう。

荷物量や歩く距離など、用途に合わせてリュックを選ぶことが大切です。

(2) 背面の長さをお店でチェック

背面の長さも、登山リュックを選ぶときのポイントです。

背面の長さとは、リュックの肩ベルト付け根からウエストベルトまでの長さを指します。

容量だけで選ぶと「子どもの身長に合っていない」といったことが起こりやすいので、できるなら実際にショップに行って、いくつかリュックを背負ってみましょう。

より子どもにぴったりのリュックが、見つかりやすくなるはずです。

(3) 丈夫な形状を選ぶ

登山用のリュックは、形状がしっかりとしたモデルを選びましょう。

ポケッタルブルや小さく折り畳めるリュックは、確かに軽くていいのですが、長距離歩行では不向きです。

リュック形状が不安定なので歩行時の重心移動によって、お弁当や水などの荷物が左右に振られやすくなります。

荷物が動くと体も一緒に動くので、子どもは余計に疲れてしまうことに……。

それなりに歩く登山では、形状がしっかりしたリュックを使うようにしましょう。

子どもの登山におすすめのキッズバッグ9選

小学生の登山リュックは、子どもの体格や荷物量によって選ぶことが大切です。

10分、15分程度のハイキングであれば、そこまでリュックにこだわる必要はないでしょう。

でも、相応の距離を歩く登山の場合は、リュックの重さやフィット感で快適性が変わります。

ここでは、容量を【15〜20L】と【21~30L】の2つに分けて、おすすめの登山リュックをご紹介します。

【15~20L】日帰り登山におすすめのリュック

15L〜20Lのリュックは持ち運びがしやすく、未就学児や小学生低学年向きのサイズです。

子どもの体格や荷物量に合わせて、好みのデザインを選んでみてくださいね。

コールマン| walker15 

コールマン  walker15
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低学年でも背負いやすい、軽量な15Lバックパック。

汚れに強いポリエステル素材で、土ぼこりなどからリュックを守ります。

フィット感と通気性にも優れているので、体への負担も軽く、汗抜けもよさそうです。

登山から遠足まで、マルチに使えるモデル。

ザ・ノースフェイス|スモールデイ(キッズ)15L

ザ・ノースフェイス スモールデイ(キッズ)15L
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丈夫な素材を使用し、軽量に作られたリュック。

ショルダーハーネスは、小さな肩にもフィットするように作られています。

ウエストベルトが収納式なので、普段使いにもいいですね。

内側にネームホルダーが付いているため、他の子どものリュックと間違える心配もありません。

未就学児にも使えるコンパクトなリュックは、おさがりとしても使いまわせますね。

マムート|フィルスト ジップ 16

マムート|フィルスト ジップ 16
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小学校低学年向けのコンパクトなデイパック。

環境に優しい物質を使った撥水加工が施されているため、少々の雨であればへっちゃらです。

カラーバリエーションも豊富で、本格派の風合いながらどこか遊び心を感じますね。

マムートのぬいぐるみ付き。

ヘリーハンセン|スカルスティンパック18

ヘリーハンセン|スカルスティンパック18
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丸っこいフォルムが何とも可愛い、シンプルなリュック。

メイン収納部は大きく開き、荷物の出し入れがしやすくなっています。

フロントポケットは小物が収納できるため、ペンやティッシュもサッと取り出せますね。

背面には汗を逃すエアメッシュバックパネルを使用し、チェストストラップは荷重がかかると外れるセーフティ機能付きと、安全性にも優れた設計です。

カリマー|tatra 20

カリマー tatra 20
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タトラ20は、小学生の日帰り登山に十分な機能性を備えたリュック。

ポケットの数が多く、ヒップベルトに配置されたポケットは、アメやチョコなどの行動食を入れるのに役立ちます。

リュック内側にもメッシュポケットが搭載されているので、小物の整理もしやすいですね。

フロントや雨蓋にも収納スペースがあるなど、逆に機能的すぎて使いきれないかもしれません。

背面パッドは取り外して手洗いできるため、清潔さをキープできます。

【21~30L】本格登山にも使える、少し大きめリュック

少し大きめのリュックは、小学校の中〜高学年や体格のいい子、本格登山におすすめ。

参加する野外活動によっては自分の荷物と一緒に、班の水や食料などの道具も持って登山することがあります。

重量は少し増えますが、「20Lだと容量が足りない」というときは、大きめのリュックを考えてみるといいでしょう。

KiU(キウ)|600D バックパック k111

KiU|600D バックパック k111
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軽登山にも使える、22Lの大容量リュック。

生地には耐久性に優れた600D生地を使用し、表面に撥水加工、裏面に防水加工が施されています。

リュックを枝にひっかけたり、地面に置いたりすることが多いアウトドアでもタフに使えそうですね。

そして何と!底部分にはシューズ収納用ポケットを搭載。

サンダルを入れたり、レインカバーを入れたりと様々な使い方を試してみるとおもしろいでしょう。

ザ・ノースフェイス|ラウンディ(キッズ)22L

ザ・ノースフェイス ラウンディ(キッズ)22L
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日帰り登山からデイリーユースにまで活躍する、キッズ用リュック。

フロントのダブルポケットは、左側が小物入れに、右側がジッパーを開くとメイン収納部へつながる設計となっています。

一定の荷重がかかると自動開放されるチェストストラップや夜間の視認性を高めるリフレクターなど、子どもの安全面も考慮されたモデルです。

ザ・ノースフェイス|テルス25 

ザ・ノースフェイス テルス25
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山小屋泊の登山も使える、本格派のリュック。

肩や背中へのフィット感が高く、体が振られない安定した歩行ができます。

背面パネルはEVAフォームとメッシュで通気性を確保し、運動中の熱を効率良く逃してくれます。

ウエストベルトは取り外し可能なので、シーンによって使い分けるといいですね。

雨にも対応できるように、フロントポケット裏面にはレインカバーが付属されています。

大人用モデルなので、高学年など体格のいい子におすすめです。

コロンビア|キャッスルロック25LバックパックII

Columbia|キャッスルロック25Lバックパック2
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コロンビア独自の撥水機能『オムニシールド』を採用したリュックは、日帰り登山やハイキングに最適。

メイン収納部とフロント収納部ともに内部ポケットが備わっており、小物の整理がしやすくなっています。

背面には中央に通気路を設けて、ムレや湿気を解消。

リュック底辺にはレインカバーが内蔵されているため、急な雨でも安心です。

カラーは全8色と豊富なので、選ぶ楽しみがありますね。

容器はどうする?よくあるお弁当問題

お弁当

登山で良くあるのが、お弁当問題。

事前に対策しておけることは、やっておくのがおすすめです。

(1) 容器は持たせないか、できるだけ軽く

登山の場合、お弁当箱は食べ終わった後で邪魔になってしまいます。

そのためお弁当は、おにぎりなど容器の要らないものか、ゴミが少なくて済む容器に入れたお弁当がいいでしょう。

「歩いてすぐ山頂」のような荷物の重さをそれほど気にしない登山なら、容器にお弁当を入れて持っていくのありかもしれませんね。

(2) お弁当はリュック内でつぶれない工夫を

頑丈な容器に入れたお弁当は別ですが、たいていお弁当は、リュックの中で多少つぶれます。

対策としては、なるべくお弁当をリュックの上部に置くなどがあります。

ただ、登山中は水筒やレインウェアの出し入れもあるので、必ずお弁当がリュックの上部にあるとは限りません。

そのためお弁当は、多少つぶれても大丈夫な食べ物にしておくのがおすすめです。

特に小学生の登山では、「リュックの中でバナナがつぶれてる!?」というバナナ事件がよく起こります。

まとめ

登山用リュックの特徴は、軽量でフィット感の高いつくりになっていることです。

小学生の登山であれば、リュックの容量は20〜30Lを目安に考えるといいでしょう。

低学年なら18〜20L程度が背負いやすく、中・高学年であれば20〜30Lくらいのモデルを選んでおくといいかもしれません。

ただ、リュックに必要な容量は、持ち運ぶ荷物の量にもよるので、活動内容に合わせて検討するのがおすすめです。

お弁当と飲み物だけ入ればいいのか、着替えも必要なのかでは、リュックのサイズは全然違います。

最適な登山リュックで体にかかる負担を軽くしてあげれば、子どももより登山を楽しみやすくなりますよ。

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Wrote this articleこの記事を書いた人

松崎 清央

自然体験教育者/イベントプランナー。【経歴】4年間市役所職員として、子どもの自然体験活動の企画・運営など青少年教育事業を担当。退職後はアウトドア専門学校に入学し、登山やキャンプなどの知識技術・安全管理・自然知識を学ぶ。その後、独学でWEBライティング技術を習得。ブログ月間1万5千PV達成。現在フリーランス。

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