【初心者必見】子どもとの登山で知っておきたい、山のマナー

【初心者必見】子どもとの登山で知っておきたい、山のマナー

山登りには本格的な登山もあれば、手軽なハイキングもあります。

親御さんが登山経験者であれば「そろそろ子どもと登山してみようかな」と考える人もいますよね?

中には初心者だけれど、これから親子登山を始めてみたいと思っている人もいるでしょう。

ただ、登山には一定のマナーがあるので、登る前に知っておく必要があります。

そこで今回は、子どもとの登山で知っておきたい、山のマナーについてご紹介します。

他の登山者も含めて、お互いに気持ちよく登山するためにもぜひ知っておきましょう!

子どもとの登山で知っておきたい、山のマナー

山の様子

山のマナーといっても、それほど難しいことはありません。

基本は日常生活の延長なので、普段からできていることも多いはずです。

登山経験者の方も、今一度おさらいしておくといいでしょう。

山では「登りが優先」

山の独自ルールといえますが、山では「登る人が優先」です。

登りは下りよりも体力を必要とし、何度も止まることでペースが乱れます。

そのため登山で道を譲るときは、登りを優先させて、下る人が道を空けるものとしています。

ただ、登り優先はあくまで原則であって、絶対ではありません。

状況によっては登っている人から「先にどうぞ」と、道を譲られる場合もあります。

「登り優先」を頭に入れつつ、相手に譲る気持ちも持ちながら、状況に応じてコースを進むようにしましょう。

石を投げたり、落としたりしない

山では石は投げたり、落としたりしないように注意しましょう。

石を投げることで他の登山者に当たる可能性があるのはもちろん、投げた小石がきっかけとなって、他の石が転がり出すこともあります。

特に大小の岩や石で形成された斜面(ガレ場)では、踏んだ石が下に転がりやすいので、十分に気をつけたいですね。

子どもは予想外の行動を取ることがあるので、事前に「石は投げたり、落としたりしないようにね」と伝えておくのがベターです。

自然になるべく負荷をかけない

私たちはただ山を歩くだけでも、少なからず自然にダメージを与えています。

だからこそ、土や岩場、植物などの自然に極力負荷をかけないようにしないといけません。

  • 登山道からはみ出ない
  • 植物や動物の持ち帰りをしない
  • ゴミは持ち帰る

山では、登山道以外を歩かないようにしましょう。

靴底に他の植物のタネが付着していれば植生が変化しますし、湿地帯であれば地面が乾燥するなど、自然景観が変わる可能性があるからです。

植物の持ち帰りが禁止かどうかは、山によって異なります。

国立公園や国定公園で特別保護地区に指定されているエリアであれば、法律で植物の採取をはじめ、落ち葉を拾うことさえ禁止とされます(キビしい……)。

ゴミを自然の中に捨てないのは、日常生活でも当たり前ですね。

ザックや荷物に気を配る

山では、周囲の状況に気をつけるようにします。

他の登山者にザックがぶつかったり、ストックなどの道具が当たったりしないようにする、などですね。

意外と盲点なのが、ザックに外付けした小物です。

収めたペットボトルが落ちたり、他の登山者とすれ違うときにストックが邪魔になったりしないかにも気を配りましょう。

道をふさがない

写真撮影や休憩では、コースをふさがないようにします。

狭い場所であれば、自分たちがそこにいるだけで、他の登山者が通れなくなくなることもあります。

私も山では写真を撮るのでよく立ち止まりますが、他の登山者の迷惑にならないかはいつも気にしていますね。

休憩するときは広く開けた場所や、人とすれ違えるスペースが確保できる場所を選びましょう。

トイレは出発前に済ませておく

山には基本的にトイレがありません。

そのためトイレは、登山前に駐車場にある公共トイレや山小屋で済ませておくようにしましょう。

子どもの場合は、本人が「出ない」と言っても、必ずトイレには行かせておくといいですね。

登山では急な体調不良も考えられるので、緊急用として携帯トイレやトイレットペーパー、ジップロックなどのトイレセットも用意しておくと安心です。

あわせて読みたい >> 子どもの登山に必要な持ち物は?あると便利なグッズもご紹介

「こんにちは」の挨拶で和やかに

挨拶

「こんにちは」の挨拶も、山では大事なマナーです。

街中だと不審者扱いされそうなのでちょっと怖いですが、山ではむしろ挨拶しない方が失礼といった印象があります。

知らない人に挨拶するのは気恥ずかしく、勇気がいることかもしれませんが、「これはマナー」と思えば、勇気も湧いてきます。

山では自然との触れ合いはもちろん、挨拶によるちょっとした人との触れ合いも楽しいものです。

お互いに気持ちよく山で過ごすためにも、自分から「こんにちは」の一言をかけるようにしましょう。

マナーは大人が実践して見本になろう

登山ゴール

子どもは大人と比べて視野が狭くなりやすいため、山のマナーを説明しても、つい楽しくて忘れてしまうかもしれません。

そのためまずは、保護者やスタッフなどの大人が見本を示すといいでしょう。

他の登山者へ元気よく挨拶したり、道を譲り合って歩いたりしながら、その都度、子どもに山のマナーを教えていくのがおすすめです。

大人が子どもに山であるべき姿を繰り返し見せていけば、子どもも自然とマナーを覚えていくはずです。

完璧な指導者や大人である必要はないので、まずは自分からマナーを実践して、子どもにイメージをつくってあげましょう。

まとめ

山でのマナーは、基本的には生活の延長です。

登り優先や登山道以外を歩かないといった独自ルールもありますが、意識すべきは「自然への負荷を減らす」「他の登山者の邪魔をしない」の2点です。

子どもとの登山では事前にマナーを説明して、石を投げたり、植物を採ったりしないように注意しておくといいでしょう。

お互いが気持ちよく山歩きするために、元気よく挨拶することも大切です。

ぜひ登山マナーを守って、子どもと一緒に楽しい山歩きをしてみてくださいね。