4コマでサクサク読める!『獣医さんが教える動物園のないしょ話』の感想

4コマでサクサク読める!『獣医さんが教える動物園のないしょ話』の感想

書籍『獣医さんが教える動物園のないしょ話』を読みました。

たまたま本屋で見つけて購入したのですが、内容がおもしろかったので、今回は『獣医さんが教える動物園のないしょ話』を読んだ感想をレポートします。

4コマ漫画なので、動物の知識がなくてもサクサク読めますよ!

『獣医さんが教える動物園のないしょ話』のあらすじ

獣医さんが教える動物園のないしょ話

『獣医さんが教える動物園のないしょ話』は、動物園で実際に起きたエピソードを中心に書かれた本です。

現在、五十三次どうぶつ病院院長で、元・動物園獣医師の北澤さんが語っています。

漫画家・犬飼ヒロさんの絵もとっつきやすく、4コマ漫画で書かれているので読みやすいですね。

動物のことを何も知らない人でも、楽しめる内容になっています。

この本では、動物の特性や体の仕組みなどがわかりやすく解説されているので、「この動物ってこんなだったの?!」といった発見がきっとあるはずですよ。

【本の内容】動物と飼育員さんの話

『獣医さんが教える動物園のないしょ話』は、動物と飼育員さんの話が書かれた本です。

具体的には、以下のような内容が書かれています。

  • 動物の食べ物の話
  • 動物のウンチの話
  • 動物の赤ちゃんの話
  • 動物の身体器官の話
  • 飼育員さんの話

その他、コラム的な動物園のこぼれ話や「動物園がお休みの日は、飼育員さんは何をしているの?」などエピソードは豊富です。

初心者でもわかるように内容は噛み砕いて書かれているので、サクサク読めますよ!

『獣医さんが教える動物園のないしょ話』を読んだ感想

ここからは、私が『獣医さんが教える動物園のないしょ話』を読んだ感想についてご紹介していきます。

水族館でのインターンシップを思い出した

ペンギンと夏

『獣医さんが教える動物園のないしょ話』を読んで思い出したのは、アウトドア専門学校在学中に、水族館でインターンシップをしたときのこと。

本の中で、ペンギンの餌やりや動物の解剖の話が出てくるのですが、私も経験があるので「そういえば、そうだったな」と思いました。

ペンギンにはアジなどの魚を与えるのですが、栄養補給のため魚の中にはビタミン剤を入れます。

餌を飲み込むときは、必ず魚の頭から飲み込むのがペンギンの習性です。

私はインターンで初めてペンギンに餌をあげたのですが、「くれくれ」と寄ってペンギンにビビって、魚を横向きにあげてしまったことがあります。

でも、ペンギンたちは上手に魚を回転させて、頭から飲み込んでいましたね。

あとは、解剖……。

私はインターンの初日に、近くの海岸にイルカが打ち上がったとかで、なぜか解剖に立ち会うことになりました。

動物を解剖する理由としては、

  • 死因を探るため
  • 今後の飼い方を考えるため
  • 園内での感染症を防ぐため

などがあります。

解剖は動物の独特な臭いがするので、結構なインパクトがありましたね。

今でも忘れられません……。

水族館でのイルカの解剖の最中、謎の背痛に襲われたのはいい思い出です。

動物園の展示は変わってきている

最近、動物園に行っていないのでよくわかりませんが、動物園の展示形式は変わってきているようです。

昔はライオンとトラなど、似ている動物を集めて展示が行われていました。

しかし今は、南極やアフリカなど育った環境ごとに分ける、生育環境ごとの展示が主流になっているとされます。

生育環境ごとの方が、より自然に近い環境になるので、動物も過ごしやすいんでしょうね。

担当者と動物にも相性がある

人間にも相性があるように、飼育担当者と動物にも相性があるみたいです。

たとえば、トラは自分の臭いがしないと体調を崩すので、綺麗好きな人には向いていないとか。

逆にズボラな性格の人の方が、トラも安心して過ごせるようです。

イメージとして「動物園の掃除はキレイな方がいい」と思っていたのですが、必ずしもそうではないんですね。

動物との関係づくりは大変

飼育員さんと動物

担当の動物がなんであれ、飼育員さんは動物と関係をつくっていかなければなりません。

でも、動物との関係づくりはそう甘くはないようです。

動物によっては新人を無視することもあるので、「手から食べ物を受け取ってくれない」といったケースも数知れず。

飼育員さんは、陰で苦労しているんですね。

動物は言葉が話せず、社交辞令とかもないので、人間同士よりも関係づくりは大変そうです。

ストレスを感じるのは、人間も動物も一緒

動物にとって大勢の人から見られることは、ストレスになります。

これは、人間も一緒ですよね?

人の場合、職場や街中など他人から見られるのはわりと当たり前ですが、プレゼンなど、「1対 全員」で注目される場面はまた別です。

大勢の人が自分だけを見る環境では、プレッシャーも大きくなり、ストレスも増えるでしょう。

動物園では、動物に極力ストレスを与えない工夫が細かいところまで施されていますが、やっぱり見られるストレスはあるのだなと思いました。

まとめ

4コマ漫画で書かれた『獣医さんが教える動物園のないしょ話』は、動物の知識がない人でも気楽に楽しめる本です。

動物の餌やりや解剖、飼育員さんの仕事話など、実際にあったエピソード中心に書かれているので、パラパラと見るだけでもおもしろいでしょう。

Amazonでは試し読みもできるので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

獣医さんが教える動物園のないしょ話
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