登山マニア必見!『登山用語データブック』が意外とおもしろい!

登山マニア必見!『登山用語データブック』が意外とおもしろい!

登山やキャンプをしていて「それってどういう意味?」という単語に出会ったことはありませんか?

登山用語はわかりにくい意味の言葉も多いので、ギアや技術の説明が理解できないことも少なくありません。

そんなときに役立つのが『登山用語データブック』です!

用語解説だけでなく、日本百名山や花の百名山などの山リスト、登山の装備表なども付いています。

そこで今回は『登山用語データブック』の魅力について解説します!

なんとなく見るだけでもおもしろい!『登山用語データブック』

登山用語データブック

『登山用語データブック』は、登山の基本用語やわかりにくい用語などを解説した本です。

山と渓谷社が発行している書籍は『山岳大全シリーズ』の別巻にあたり、ほとんどマニア向けの本といえますね。

収録している用語数はおよそ2,500語で、掲載写真は500点以上です。

初版発行は2011年と古いですが、基本的な登山用語が中心に掲載されているので、時代が変わっても使える用語集となっています。

登山も本も好きな方であれば、なんとなくページを開いているだけでも楽しい一冊ですよ。

山名から技術用語、ブランド名までを幅広くカバー

『登山用語データブック』の特徴は、かなり幅広い範囲の登山用語をカバーしていることです。

具体的には、以下のような範囲を解説しています。

  • 日本や海外の山名
  • 登山道具・ギア
  • 技術用語
  • 人物
  • ブランド名
  • 植物
  • 気象現象、など

私が驚いたのは、ノースフェイスやマムートなどアウトドアブランドの解説までが入っている点ですね。

ブランド解説はかなりざっくりした内容ですが、アウトドア関連のライティングでは結構役に立ちます。

あとは普段何気なく使っているけれど、実はよくわかっていなかった登山用語を調べるときにも使えますね。

たとえば「尾根」と「稜線」はほとんど同じようなイメージですが、『登山用語データブック』では以下のように解説されています。

尾根

谷と谷に挟まれた、高い部分の連なり。山稜。山の背骨ともいうべき明確な山稜は、「主尾根」ともいう。主尾根から分岐している小さな尾根は、「枝尾根」または「支尾根」と呼ぶ。→ 稜線、リッジ

実用 登山用語データブック(P49) 

稜線

高い山の背にあたる、峰から峰へ続く線のこと。尾根が空に描く線。単に尾根の部分をいうこともある。頂上と頂上を結ぶ主脈が稜線、頂上と平地を結ぶ支脈が尾根という使い分けもある。

実用 登山用語データブック(P246)

とにかく『登山用語データブック』は、網羅している用語の範囲が広いので、見ているだけでもおもしろいですね!

登山やクライミング、キャンプでも役立つ知識が盛り込まれているので、たいていのアウトドア関連用語は、これ一冊で知ることができますよ。

巻末には山リストや装備まとめも載っている!

『登山用語データブック』の巻末には、山のリストや装備などがわかりやすくまとまった図・表が付いています。

  • 北・中央・南アルプスの山岳概念図
  • 日本百名山、日本二百名山、日本三百名山のリスト
  • 日本の山岳標高ベスト100
  • テントやザックなど、登山用具各部の基本名称
  • 無雪期や積雪期、沢登りやクライミングの登山装備、などなど

ほかに、日本登山史の年表(概略)やルートグレイド表も乗っているので、暇なときにパラパラと眺めるのもいいかもしれません。

本編の用語解説も所々に写真が掲載されていることで、解説内容をイメージしやくなっています。

こんな人にオススメ!『登山用語データブック』

登山辞典といえる『登山用語データブック』は、次のような人にオススメです。

  • 登山マニアの人
  • ブログなどでアウトドア関連の記事を書く人
  • 登山やアウトドアの知識を深めたい人
  • 専門用語をカッコよく使いたい人

おそらく『登山用語データブック』は、誰にでもウケるような本ではないでしょう。内容も専門的ですし、そもそも辞典を買おうとする人は少数派です。

ただ、私のようにアウトドアの記事を書く人にとってこの本はとても重宝します。

ここで初めて知る登山用語も多く、新しい知識や発見をすることもあります。

非常にコアな本といえますが、登山やアウトドア好きの知的好奇心をくすぐる一冊です。

まとめ

『登山用語データブック』は、基本の登山用語やわかりにくい用語をコンパクトに解説した、いわば登山辞典です。

山名から登山技術や道具、ブランド、気象など幅広い範囲をカバーしているので、登山関連のわからない用語はほぼこの一冊で解決できます。

暇なときにパラパラとめくっているだけでもおもしろいので、店頭で見つけたら、ぜひ一度手にとってみてください!