雪国で暮らすうえで、雪かき道具は必須のアイテムです。
でも、雪に慣れていない人や一人暮らしをしている人だと、「どこまで道具を揃えたらいいのだろう」と悩みますよね?
一軒家であれば収納スペースも十分にあるかもしれませんが、アパートやマンションの場合、あまり大きな道具を置きたくないこともあって、必要最低限の道具だけを持ちたいと思うでしょう。
そこで今回は、これだけは持っておきたい!雪かき道具についてご紹介します。
私は大雪が降る新潟に移住して、9年が経ちました。
あまり物を持ちたくないので、必要最低限の雪かき道具で暮らしています。
良かったら参考にしてみてくださいね。
これだけは持っておきたい!雪かき道具5点
雪かきをするうえで、最低限持っておきたい道具がいくつかあります。
何を買うか迷っている方は、ひとまず以下の5点を揃えるといいでしょう。
1. スノーブラシ
スノーブラシは、車を持っている方なら必須の道具です。
車の雪おろしに必要で、フロントガラスや車の天井など、雪の量に関係なく使います。
むしろ、これがないと雪国では暮らせません。
私は自宅用と車載用で、2本持っています。
ホームセンターやコンビニで買えるので、車持ちの方はまずこれを買っておきましょう。
2. スコップ
アパートの一人暮らしや一軒家を問わず、スコップも必須です。
スコップは雪の量や硬さに合わせて選ぶ必要があります。
収納のしやすさも大事ですが、変に小さいサイズを買うと後から「使えない」と思うこともあるので注意が必要です。
雪かきスコップの詳しい選び方については、以下の記事をご覧ください。
あわせて読みたい記事>> ラクに効率よく!おすすめの雪かきスコップと選び方
3. 手袋
防寒手袋も大事ですね。
雪に慣れていない人だと、素手で雪かきを始めることがありますが、これは止めた方が無難です。
ほぼ間違いなく手に雪がつくので、手が冷たくなってかじかみます。
防寒手袋は内側にボアがついたものだと暖かくていいですね。
ほかに薄手の手袋を付けたあと、その上にゴム手袋をはめて2重グローブで対策する方法もあります。
4. 長靴
雪かき用に長靴もあると便利です。
大雪時など長時間、雪かきをしていると足元が冷えます。
ホームセンターや釣具店などでいいので、ボア付きの長靴を買っておくと、冬場も足元が暖かく保てますよ。
5. ウェアの上下
雪かきでは、防寒系のズボンも必須ですね。
雪が多い環境でズボンがないと、下半身がベショベショになります。
ウェアは防水・防風性のあるものを上下で揃えておきましょう。
補足:スノーダンプ
豪雪地帯や大雪が降る地域であれば、スノーダンプもほしいところです。
ただしスペースをとるので、一軒家住まいなど収納に余裕がないと難しいかもしれません。
アパートの場合、賃貸物件にスノーダンプが完備されていればベストですが、もしない場合には、折り畳み式のスノーダンプも検討するといいでしょう。
その他、帽子など細かい道具もありますが、とりあえず上記の道具を持っていれば雪かきは問題ないと思います。
消雪パイプは有効活用したい
どこまで雪かき道具を用意するかは、自宅周辺もしくはアパートの消雪パイプの効果にもよります。
消雪パイプの威力が絶大で、駐車場など周りの雪をほとんど溶かしてくれるなら、雪かき道具もほとんどいらないでしょう。
私が今住んでいるアパートは、消雪パイプがしっかりしているので、スノーブラシとアルミ製スコップだけでなんとかなっています。
消雪パイプがない場合、もしくは上手く機能しない場合には、スノーショベルやスノーダンプなど大きめの道具も必要となるかもしれません。
【車持ちなら】プラス持っていると便利なアイテム
雪かきでは、基本的に上記で紹介した道具を持っていれば十分です。
プラス車を持っている方は、朝の忙しい出勤時などを考えて、以下の道具もあると役立ちます。
スクレーパー
フロントガラスなどの氷を取るときに使うアイテムです。
朝や夜は冷え込みによって、ガラスが凍ることが多々あります。
そんなときに、車に付着した氷や霜を落とす道具です。
ただし、やりすぎると車を傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。
解氷スプレー
こちらもスクレイパーと同じく、ガラスの氷や霜を溶かす道具です。
スプレータイプの方が扱いやすいと思うので、スクレーパーと一緒に持っていると心強いですね。
単に凍った雪や霜を溶かすだけでなく、撥水シリコーン効果でガラスへの最氷結を防ぐスプレーもあります。
まとめ
雪国に住んでいる人はもちろん、雪が降ったときのことを考えて、ある程度の雪かき道具は揃えておきたいところです。
雪が降った後に買いに行こうと思っても、「家から出られない……」といった状況になる場合もあるので、必要最低限の雪かき道具は事前に用意しておくといいでしょう。
雪かきするときは、なるべくの肌の露出を控えるようにして、暖かい格好で行ってくださいね!