私は過去に東京に4年、埼玉に4年住んでいたことがあります。
都会は買い物も便利で、電車もたくさん走っているから車なしで生活できるなど、メリットを感じている人も多いですよね?
でも、私はどうも都会の生活が合いませんでした。
もともと北海道の田舎育ちだからか、社会人になるにつれて、どんどん自然の多い場所を求めるようになっていったんですよね。
一度都会に住んだから、自然豊かな田舎が住みやすいと思えた
「自然豊かな方が住みやすい」「田舎の方に行きたい」と思えたのは、おそらく一度都会に住んだからです。
離れてみて、初めて地元の良さがわかるというのは本当で、昔は地元に帰って仕事しようかと思っていました。
振り返ると昔から自然は好きだったのですが、田舎の生活に閉塞感を覚えることもあった気がするので、もしも田舎にずっと住んでいたら「自然の多い環境が自分に合っている」とは思わなかったかもしれません。
都会は確かに仕事も多くて、買い物も便利なのですが、私にとってそれらはあまり魅力ではなかったわけです。
だから、社会人になったことをきっかけに、郊外に移り住み、やがては仕事も変え、自然豊かな田舎を目指すようになっていました。
田舎の生活が合わない人もいる
私の場合、自然豊かな環境を求めていたので、結果的に地方や田舎を居住地として選ぶことになりました。
でも、一度地元を離れたからといって、みんながみんな地元愛が強くなるわけではないですし、「やっぱり田舎はイヤ」と思う人もいるでしょう。
それはそれでいいと思います。
私には都会の生活があまり合いませんでしたが、同じように田舎が合わない人がいるのも当然だからです。
都会の良いところは、最先端や洗練されたものに触れられることだと思います。
ビジネスに注力したり、センスを養ったりするのであれば、きっと都会にいた方がいいでしょう。
都会と田舎の両方の生活を経験してみることで、「自分は何を求めているのか」が見つけやすくなる気がします。
地方都市なら都会と田舎のいいとこどり
ひとことで田舎といっても、住む地域によって雰囲気は異なります。
田舎の中でも地方都市であれば、都心へのアクセスも良好で、仕事も探しやすいため、都会に住むのと似た感覚で生活できるでしょう。
私も最初は自然ばかりの田舎に住みましたが、「ちょっと生活しにくい」と感じることがあったので、今は地方都市へと引っ越しました。
田舎の大きな魅力は「豊かな自然」であることは間違いありませんが、生活するとなるとそれだけではやっていけません。
古民家や農業など、100%の田舎を求めるのであれば別ですが、「そこそこ自然もあって、便利な生活がしたい」と思う人には、地方都市がいいのかなと思います。
もちろん都会と比べれば地方都市も田舎ですが、自然の豊かさと利便性のバランスが取れています。
田んぼや畑も近くにあるけれど、電車やバスもそれなりにあって、日用品の買い出しにも不便がないといった感じですね。
“ちょうどいい田舎” を求めるなら、きっと地方都市がいいと思います。
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