自然と暮らしを再発見するメディア「ころぽく」
子どもの登山

【子ども登山の服装】おすすめのキッズパンツ特集

  • 2021年1月23日
  • 2021年10月25日
  • 登山
子どもの登山

登山で使える、子ども用パンツを探していませんか?

・小学生向けの登山パンツが見つからない
・おしゃれなものがない
・「動きやすい服装」って何?

この記事では、そんな悩みにお応えします。

アウトドアパンツは大人こそ数多く見かけますが、キッズ向けとなると意外と探すのも難しいですよね。

学校行事や自然体験教室に参加する場合には、自宅にあるパンツに対して「これでいいのかな?」と半信半疑に思う方もいるでしょう。

そこで今回は、登山で使えるキッズパンツについてご紹介します。

私はこれまで青少年教育に10年ほど携わってきて、子ども登山の引率経験もあります。

良かったら、参考にしてみてくださいね。

登山パンツは“ 綿100%以外 ”ならOK

登山パンツを選ぶとき、綿 (コットン)100%の素材は避けるようにしましょう。

綿素材は着心地こそ良いのですが、乾きが遅く、雨や汗で濡れると体が冷えていきます。

そのため、行動量が多く、大量に汗をかきやすい登山には不向きです。

登山用のパンツは、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維の素材、もしくは綿と化学繊維が組み合わされたハイブリッド素材を選ぶようにしましょう。

【子ども登山の服装】おすすめのキッズパンツ

登山のときは、大人も子どもも化学繊維素材のパンツを着用するようにします。

ただ、子ども向けの登山パンツは比較的数が少ないので、探すのも一苦労ですよね。

そんな方のために、ここではおすすめの登山向けキッズパンツを集めました!

夏向けと冬向けの2つに分けてご紹介するので、活動の季節によって選んでみてくださいね。

【夏向けのキッズパンツ】

<コロンビア> トレイルアドベンチャー パンツ

<コロンビア> トレイルアドベンチャー パンツ【キッズ】
created by Rinker

定番のアウトドアブランド<コロンビア>のキッズ用防水パンツです。

独自開発した防水透湿素材「オムニテック」を採用したパンツは、水の侵入を防ぎ、汗ムレを解消するのが魅力。

足首のベルクロテープでサイズ調節すれば、裾を引きずることもありません。

ポケッタブル仕様なので、リュックにも収納しやすいですね。

カブバイクリフメイヤー> マイニチパンツ

<カブバイクリフメイヤー> マイニチパンツ KC1727883K
created by Rinker

毎月1,000本の売り上げを誇る、人気のキッズパンツ。

伸縮性、履き心地、デザインの全てがバランスよく整っていて、その動きやすさから毎日履きたくなるほど。

コットンと化繊のハイブリッド素材なので、汗をかいたときも乾きが早く、快適な状態を維持しやすいでしょう。

アクティブ派を満足させるおしゃれなカーゴパンツに、複数買いやリピーターが続出!

クリフメイヤー> マイニチアクティブ パンツ

<クリフメイヤー> マイニチアクティブ パンツ
created by Rinker

マイニチパンツをより美しいシルエットに仕上げた新型モデル。

抜群のストレッチ性はそのままに、立体裁断と切り替えパターンで動きやすさを追求しました。

大きく足も開けるので、岩場や階段でもストレスフリーで動けるでしょう。

おしゃれ着としても使えそうな、スマートな一着です。

<モンベル> ストレッチO.D.パンツ Kid’s

お手頃価格なのに、登山に必要な機能性を備えた薄手のキッズパンツ。

登山からキャンプまで幅広く活躍するパンツは、撥水加工で多少の雨なら弾いてくれます。

ストレッチも効いているので、岩場や段差でも足が上げやすく動きやすいこと間違いなしでしょう。

3色のカラー展開で、選ぶ楽しみもありますね。

※ サイズは「100-120」と「130-160」の2パターン展開です

【冬向けのキッズパンツ】

<グラミチ> ボンディングニットフリースキッズリブパンツ

<グラミチ> ボンディングニットフリースキッズリブパンツ
created by Rinker

ロッククライミングを中心とした、ウェアを展開しているブランド<グラミチ>。

裾がしぼんだリブパンツは、子どもが元気に動き回れるように作られています。

伸縮性のあるニットフリースの生地は、裏面にマイクロフリースを採用しているので、風を通しにくく秋冬もあたたか。

<モンベル> クリフパンツ Kid’s

中厚手の生地を使ったキッズパンツは、春や秋の気温の低い時期にも最適。

2WAYストレッチ素材で、登山中の縦や横への激しい動きにも対応します。

耐摩耗性に優れているので、ちょっとくらいなら岩場で擦れても大丈夫そうですね。

撥水加工で汚れがつきにくいパンツは、お洗濯も簡単。

※ サイズは「100-120」と「130-160」の2パターン展開です

<ザ・ノースフェイス> コルツライトライニングパンツ(キッズ)

<ザ・ノースフェイス> コルツライトライニングパンツ(キッズ)
created by Rinker

保温性のある裏起毛のストレッチパンツ。

子どもが動きやすいように立体裁断で仕上げられているため、段差での足上げがしやくなっています。

静電気でバチバチしないように、静電ケアも施されている点が良いところ。

履き心地にもこだわって作られた、軽量キッズパンツです。

<コロンビア> ファストトレックフリースパンツ

<コロンビア> ファストトレックフリースパンツ
created by Rinker

シンプルな見た目で、気軽に履きやすいフリースパンツ。

フロント太ももに特殊な切り替えを入れて、防風性能を強化しています。

冷たい風を通しにくいので、冬場も快適性をキープできますね。

ポケットの配置も多くて、登山から日常生活まで使いやすそうです。

<ホールアース>  PTCOLDWALKER PANTS(キッズ)

<ホールアース> PTCOLDWALKER PANTS(キッズ)
created by Rinker

秋冬向きのキッズパンツは、裏地に起毛トリコットを使用して保温性をアップ。

撥水性もあるため、多少の雨や雪は弾いてくれます。

複雑な動きにも対応するストレッチ素材を使っているので、子どもも自由に動き回りやすいでしょう。

ウエストはボタンの留める位置を変えるだけで、簡単にサイズ調節ができます。

ショートパンツはありなの?

子どもショートパンツ登山

登山では基本的にロングパンツを推奨していますが、ショートパンツを着用するのもOKです。

ロングパンツをおすすめしている理由は、虫さされや岩や木の枝から肌を守るためです。

ショートパンツは肌の露出こそ増えるものの、その弱点を意識して着用するのであればいいと思います。

具体的には、風の影響を受けにくい樹林帯や自然物と肌が触れないような道であれば、ショートパンツの方が過ごしやすいでしょう。

むしろ夏場は熱中症のリスクを避けるため、子どもにはショートパンツがいいのかもしれません。

それに近年はロングパンツよりも、ショートパンツとレギンスを組み合わせた登山スタイルが主流になりつつあります。

登る山や登山コースに合わせて、ロングパンツとショートパンツを使い分けてみてくださいね。

まとめ

子どもに限らず、登山パンツはナイロンやポリエステルなど化繊素材のもの選ぶようにしましょう。

綿100%のパンツの場合、汗や雨で濡れたときの乾きが遅く、体が冷えてしまうため、登山では大きなリスクになります。

登山ではロングパンツの着用が一般的ですが、夏場であればショートパンツの着用もありですね。

ただ、団体が主催する登山に参加する場合には、そこの服装ルールに従うようにするといいでしょう。

「たかがパンツ」ではありますが、子どもの安全を守って、快適に登山するためにも最適なパンツを選んでみてくださいね。