【子ども登山の服装】おすすめのキッズパンツ特集 PR含む

登山で使える、子ども用パンツを探していませんか?
- 小学生向けの登山パンツが見つからない
- おしゃれなものがない
- 「……っていうか、動きやすい服装」って何?
この記事では、そんな悩みにお応えします。
アウトドアパンツは大人こそ数多く見かけますが、キッズ向けとなると意外と探すのも難しいですよね。
学校行事や自然体験教室に参加する場合には、自宅にあるパンツに対して「これでいいのかな?」と半信半疑に思う方もいるでしょう。
そこで今回は、登山で使えるキッズパンツについてご紹介します。
私はこれまで青少年教育に10年ほど携わってきて、子ども登山の引率経験もあります。
良かったら、参考にしてみてくださいね。
登山パンツは『綿100%以外』ならOK
登山パンツを選ぶとき、綿 (コットン)100%の素材は避けるようにしましょう。
綿素材は着心地こそ良いのですが、乾きが遅く、雨や汗で濡れると体が冷えていきます。
そのため、行動量が多く、大量に汗をかきやすい登山には不向きです。
登山用のパンツは、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維の素材、もしくは綿と化学繊維が組み合わされたハイブリッド素材を選ぶようにしましょう。
【子ども登山の服装】おすすめのキッズパンツ
登山のときは、大人も子どもも化学繊維素材のパンツを着用するようにします。
ただ、子ども向けの登山パンツは比較的数が少ないので、探すのも一苦労ですよね。
そんな方のために、ここではおすすめの登山向けキッズパンツを集めました。
夏用と秋冬用の2つに分けてご紹介するので、活動の季節によって選んでみてくださいね。
【夏向けのキッズパンツ】
THE NORTH FACE|モビリティーパンツ(キッズ)

THE NORTH FACEのモビリティーパンツは、ストレッチ性に優れたソフトシェル素材を使用し、動きやすさ抜群。
撥水加工のため、多少の雨や水筒の水がかかっても安心です。
細身でスタイリッシュなデザインは、ハイキングやキャンプ、公園遊びなど幅広いシーンに対応。
「ラクで動きやすい!」と子どもからも支持される、毎日使いたくなる1本です。
KRIFF MAYER|さらさらエアージョガー KIDS

超軽量&通気性抜群のパンツは、暑い夏のマストアイテム。
特殊なメッシュ生地に極小の穴が空けることで、熱を放出し、風を通しやすくしています。
撥水・防汚効果に加え、ストレッチ性もあるので、登山でも足を自由に動かせるはず。
さらさらの肌触りと、軽やかな履き心地が自慢のロングパンツです。
CUB by KRIFF MAYER| マイニチパンツ KIDS(カーゴ)

シリーズ累計販売枚数136,000枚を突破した、マイニチシリーズ。
伸縮性、履き心地、デザインのバランスが整っていて、その動きやすさから毎日履きたくなるほど。
綿とポリエステルの混合素材なので、汗をかいたときも乾きが早く、快適な状態を維持しやすいでしょう。
アクティブ派を満足させるおしゃれなカーゴパンツに、複数買いやリピーターが続出!
グラミチ|キッズGパンツ

クライミングを原点とするブランドの一着は、子どもの元気な動きにも対応。
180度の開脚を可能にするガゼットクロッチに加え、ストレッチ性の高い生地を採用しています。
岩場や石をまたぐときも、足を大きく上げてスイスイ進めるでしょう。
素材はオーガニックコットンを中心としているので、短時間のハイキングや自然散策におすすめ。
Columbia|シルバーリッジユーティリティカーゴパンツ

コロンビア独自のサンプロテクション機能を採用し、紫外線から子どもの肌を守ってくれるパンツ。
山では街中より紫外線の影響を受けやすくなりますが、このパンツは、UVA・UVBの両方の紫外線をブロックしてくれます。
ウエストはドローコードが付いているので、多少のサイズ調節もでき、着脱も簡単です。
美しいテーパードフォルムがタウンユースにも映える、カジュアル感のあるアイテム。
THE NORTH FACE|マウンテンイージーパンツ(キッズ)

アウトドアに必要な機能性を備えたパンツは、ゆったりめのシルエットで脚さばきがしやすいのが特徴。
ドローコードでウエスト調整ができ、適度なストレッチ性もあるので、子どももストレスなく動き回れるでしょう。
左サイトのジッパー付きポケットには、ティッシュやハンカチも入れられます。
豊富なカラーはおしゃれの幅を広げつつ、視認性アップの効果で、子どもを山の危険から守ってくれますよ。
【秋冬向けのキッズパンツ】
NANGA|エコハイブリッド キッズ スウェットパンツ

走ったり、遊んだりしやすいように、動きやすさ重視で設計されたキッズ用スウェット。
リサイクルコットンを使用した生地は、柔らかく滑らかな肌触り。さらにポリエステルを混紡することで、耐久性を高めています。
内側は『裏毛』となっていて、オールシーズン着用できる仕様。
裏起毛ほど保温性はありませんが、春・秋の肌寒い季節に欲しくなる一着です。
KRIFF MAYER|裏付きクライミングパンツ KIDS

裏地付きクライミングパンツは、保温性が高く、秋冬のハイキングや軽登山で活躍。
生地の表面には撥水・防汚加工を施し、泥水などの汚れを落ちやすく、裏地にはフリース素材を採用して、柔らかく暖かい履き心地に仕上げています。
裏地付きによくある動きにくさは、膝タックを入れ、ストレッチ性のある生地で解消。
スマートな見た目と機能性を兼ね備えたパンツです。
ラットエフェクト|ストレッチシェフパンツ

ゆったりとしたシルエットに、適度な厚み感を持たせたシェフパンツ。
太もも側はやや幅広にし、つま先に向かうほど細く仕上げることで、動きやすくしています。
シンプルなデザインは使い勝手も良いので、秋冬のアウトドアはもちろん、普段着にも使えるでしょう。
大人びた印象のアイテムは、小学校高学年にも気に入ってもらえそうですね。
ショートパンツはありなの?

登山では基本的にロングパンツを推奨していますが、ショートパンツを着用するのもOKです。
【メリット】
- 風を通しやすく、涼しい
- 熱中症の回避に役立つ
【デメリット】
- 肌が露出するため、虫にさされやすく、木や葉などでケガをしやすくなる
ロングパンツをおすすめしている理由は、虫さされや岩や木の枝から肌を守るためです。
ショートパンツは肌の露出こそ増えるものの、その弱点を意識して着用するのであればいいでしょう。
近年はロングパンツよりも、ショートパンツ単体もしくはショートパンツとタイツを組み合わせた登山スタイルが主流となってきています。
夏場は体温も上がりやすいため、熱中症のリスクを避ける意味で、ショートパンツを選択するのもありですね。


まとめ
子どもに限らず、登山パンツはナイロンやポリエステルなど化繊素材のもの選ぶようにしましょう。
綿100%のパンツの場合、汗や雨で濡れたときの乾きが遅く、体が冷えてしまうため、登山では大きなリスクになります。
登山ではロングパンツの着用が一般的ですが、夏場であればショートパンツの着用もありですね。
ただ、団体が主催する登山に参加する場合には、そこの服装ルールに従うようにするといいでしょう。
「たかがパンツ」ではありますが、子どもの安全を守って、快適に登山するためにも最適なパンツを選んでみてくださいね。
Wrote this articleこの記事を書いた人
松崎 清央
自然体験教育者/イベントプランナー。【経歴】4年間市役所職員として、子どもの自然体験活動の企画・運営など青少年教育事業を担当。退職後はアウトドア専門学校に入学し、登山やキャンプなどの知識技術・安全管理・自然知識を学ぶ。その後、独学でWEBライティング技術を習得。ブログ月間1万5千PV達成。現在フリーランス。