【道具を買う前に】アウトドア初心者に伝えたい4つのこと

【道具を買う前に】アウトドア初心者に伝えたい4つのこと

外出の機会が減り、おうちで過ごす時間が多くなった今は、アウトドアを始める人が一気に増えましたよね。

キャンプやグランピングも流行っているので、「私もアウトドアを始めてみようかなぁ」と思っている人もいるでしょう。

アウトドアなら密集も避けられますし、何より自然の中は気持ちがいい。

どんよりしがちな気分も解消され、良い気分転換になります。

そこで今回は、これからアウトドアを始めたい人に向けて、基礎となる4つのことをお伝えします。

内容は、【お金】【道具】【機能性】【アウトドアの魅力】の4パートに分けました。

私もアウトドア専門学校に入学するまでは、ほとんどアウトドアの知識がなかったので、その経験も交えてご紹介しますよ!

【お金】いきなり高価なウェアを買わない

アウトドアをやったことがない人や初心者に対しては、最初から高価なウェアを買うことをおすすめしません。

なぜなら、たいていの場合、それより安いウェアで十分だからです。

初めてのアウトドアとなると、何を選んだらいいのかわからなかったり、不安や心配も大きかったりすることから、高価なウェアや道具を選んでしまうことがあす。

実際、私もアウトドア専門学校に入学して、初めてレインウェアを買うときには、どれを選んだらいいのかよくわかりませんでした。

それでも商品カタログを見て、自分なりに「このへんかな?」と当たりをつけてみたわけです。

でも、同級生で登山歴の長い友人に相談したところ、「それはオーバースペックだよ(あなたの活動に必要な機能を超えているよ)」と言われました。

結果、もっと値段が安いレインウェアで十分だったわけです。

もちろん高価なウェアは、そのぶん機能性に優れていることも多いので、初心者でも買ってはいけないというわけではありません。

ただ、必ずしも高価なウェアは必要ない、ということです。

ましてアウトドア商品は「良いものを買おう」と思えば、無限にお金がかけられます。

今はワークマンプラスや、ゴアテックスに替わるアウトドアメーカーの独自素材など、安くても使える商品が多数出ているので、高価なウェアは、何度かアウトドアをしてから検討するといいでしょう。

【道具】初めからモノをたくさん揃えない

SNSやアウトドア雑誌を見ていると、「みんなたくさんアイテムを持っている」ように感じませんか?

そんな光景を見ていると「あれも必要、これも必要」と思ってしまい、たくさんのアイテムを買わないといけないような気持ちになりますよね。

だからこそ最初は、物を買いすぎないように注意しないといけません。

アウトドアは続けていると便利なウェアや道具が次第にわかってくるので、気づけば、どんどんモノが増えていきます。

そのため最初は、自宅にある道具や持っているウェアなどを積極的に使って、アウトドアを始めるのがおすすめです。

購入するアイテムは、自宅にもなく、レンタルもできないなど「絶対に買わないといけないアイテム」だけに絞るのがいいでしょう。

「おしゃれで優雅なアウトドア」をイメージしている人にとっては、ちょっと物足りない感じになるかもしれませんが、少なくとも「買って失敗した……」という事態だけは避けられます。

以下に、アウトドア初心者向けの参考書籍も紹介しておくので、良ければ買い物リストの参考にしてみてください。

いちばんやさしいキャンプ入門
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萩原編集長の山塾 実践!登山入門
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【機能性】最後は「これが好き」で選ぶと後悔しない

アウトドアの商品情報やカタログを見ても、結局のところ、これが自分の目的に合った商品かどうかは、実際に使ってみないとわかりません。

今はアウトドアウェアや道具も豊富で、多様な商品が出ています。

ブランドによって値段や機能性もさまざまなので、どれを買うか迷うことも多いと思います。

だからこそ最終的には、「これがいいかな」と自分が思った商品を買うのが一番です。

「この色とデザインがお気に入り」

「値段が安かった」

「このブランドが好き」

など、何かしらのポイントを気に入って購入したアイテムであれば、少々値段が高かったり、機能が足りなかったりしても納得感があるでしょう。

また、何を買ったらいいのか迷うときには、ショップの店員さんやアウトドアに詳しい人に相談すると、ちょうどいい機能性の商品を紹介してもらえるはずです。

アウトドア商品は、どうしても実際使ってみないとわからない部分があるので、最後は自分が気に入ったものを選んだ方が納得できますよね。

【魅力】アウトドアの醍醐味は“自由”であること

火打山

アウトドアの魅力は、ずばり “自由” であること。

SNSやアウトドア系雑誌などでは、贅沢な食事をしたり、おしゃれな雰囲気でキャンプをしたりしている写真をよく見かけるので、「私も同じようにしないと」と思っている人がいるかもしれません。

ですが、アウトドアに「こうしなければいけない」という決まったルールはありません。

登山であれば、必ずしも山頂を目指す必要はなく、絶景を見たり、山ご飯を楽しんだりしたいだけなのであれば、途中で引き返してもいいのです。

キャンプも「テントで寝てみたい」と思っているだけなのであれば、ご飯はレトルトにしてお酒でも飲んで、ゆっくりとテントで過ごすだけでも問題ありません。

大切なのは、「自分が満足できるかどうか」です。

「おしゃれな雰囲気か」「カッコいい道具を使っているか」など、周りの目や他人の価値観は関係ありません。

私の場合、ただ自然を感じたいだけなので、山での贅沢なご飯やおしゃれなキャンプをするよりも、ただ景色を眺めたり、自然の空気を味わっていたりする方が好きです。

もちろんご飯が美味しくて、テントも快適であればなお最高ですが、そこが絶対のポイントではありません。

全然インスタ映えでも、フォトジェニックでも何でもないわけですが、私としては満足しているので、それでいいわけです。

もっと言えば、街中で見る自然でも十分です。

森や山などの自然の中に出かけなくても、緑広がる田園風景や、街路樹の紅葉、冬の雪景色などを見ているだけでも満足できます。

もし「おしゃれなウェアを着て、贅沢なご飯を食べて、大自然の中で優雅に過ごしたい!」と思うのであればそれでOKですが、必ずしも「豪華なアウトドアスタイルでないといけない」というわけではありません。

自分が「楽しい」「おもしろい」と感じられるのなら、どんなアウトドアの楽しみ方でもいいのです。

ルールや固定観念に縛られることなく、“自由” であることこそが、アウトドアの魅力です。

まとめ

これからキャンプや登山などのアウトドアを始める人は、おそらく買う物がたくさんあると思います。

でも全部買おうとすると、いくらお金があっても足りないので、買うアイテムは「本当に必要なもの」だけに絞りましょう。

自分が持っているもので代用できず、レンタルもできないウェアや道具から、買い物リストに加えるイメージです。

アウトドアを始めると「コレ便利かも!?」「あれも良さそう」といった感じで、ほしいものがたくさんが出てきます。

キャンプなどが趣味として長続きするか不安な方は、まず、あまりお金をかけずに、コンパクトにアウトドアを楽しんでみるのがおすすめですよ。