角田山のコースの中でも、最も見晴らしが良いとされる灯台コース。
尾根から雄大な日本海の景色を一望すれば、登山の疲れも吹き飛びます。
早春にはカタクリやユキワリソウも咲くので、花を楽しみたい人にもおすすめです。
そこで今回は、角田山(灯台コース)の登山ルートや基本情報についてご紹介します。
灯台コースは、スタート直後から急登が連続するため、やや体力を必要としますが、初心者にも人気のコースになっていますよ。
角田山(新潟県)|オールシーズン登山者が絶えない人気の低山

角田山は、新潟県・新潟市西蒲区(にしかんく)にあります。
標高481.7メートルの低山ですが、早春にユキワリソウなどの花々が楽しめること、体力トレーニングに丁度良いことなどから、県外からも登山者が訪れます。
登山適期は、4月~11月です。
登山コースは全部で7つあり、海岸から岩場に沿って登る“ 灯台コース”は、体力が必要なため、角田山の中でも、やや難易度が高いコースです。
しかし、海抜0メートルから標高を上げていく登山道からは、絶景が楽しめます。
角田岬灯台や日本海が一望できるコースは、多くの登山者から人気です。
清々しい海の眺望!角田山(灯台コース)

角田山(灯台コース)はアップダウンが多く、やや体力を必要としますが、海側の眺望は素晴らしいの一言。
日帰りで行けるため、「ちょっと頑張りたい」登山初心者にもおすすめです。
ここでは、灯台コースの詳細についてご紹介します。
【コースタイム】
灯台コース登山口(1時間55分) → 三望平(15分) →角田山(山頂から観音堂広場までは約10分)
所要時間:3時間55分(登り:2時間10分、下山:1時間45分)
【山の難易度(個人的)】
体力:★★☆☆☆
技術:★☆☆☆☆

登山口右側にある海岸沿いの階段からも、角田山灯台へ行けます。

とても登山道とは思えませんね……。


灯台周辺は、最高のフォトスポットです。


連続する急登で、一気に高度を上げていくため、コース序盤が一番しんどいかもしれません。


でも、落ち着いて歩けば、そう難しくはありません。

海岸からの風が心地よく、見晴らしも抜群です!




このあたりから、徐々に登りが少なくなっていきます。

山頂へは、矢印と逆の方向へ進みます。




ちょっとした休憩には良さそうですが、特に展望もないので先へ進みます。

風も抜けるので、夏場は涼しく感じますね。





観音堂へは、写真中央の木道を進んで行きます。


ベンチもあるし、市街地が一望できて、気持ちのいい場所ですね。
登山をした7月下旬には、ヤンマ系のトンボがたくさん飛んでいました。

お土産に、マスクと除菌シートをもらいました。

灯台コースの登山口とアクセス情報

住所:新潟県新潟市西蒲区角田浜
アクセス:
【車】北陸自動車道「巻潟東IC」から国道460号、県道2号、国道402号経由で約30分
【電車】上越新幹線「燕三条駅」より、JR弥彦線・越後線新潟行き「巻駅」下車
【バス】巻〜松山〜角田線にて、「巻駅前」から「角田妙光寺入口」まで約35分(運行:新潟交通観光バス)
駐車場:300台(無料)
トイレ:あり(登山口)
角田山周辺の温泉施設

灯台コース登山口から車で約10分進むと、日帰り温泉「じょんのび館」があります。
源泉100%の温泉施設には、露天風呂やサウナもあり、地元の人々や登山者から親しまれています。
登山後は、ここでサッパリ汗を流して帰りたいですね。
施設名:日帰り温泉 じょんのび館
住所:新潟県新潟市西蒲区福井4067番地
営業時間:10:00~22:00
定休日:第1・第3水曜日、12月31日
電話受付時間:9:00~22:00
電話:0256-72-4126
まとめ

角田山の灯台コースは、角田岬灯台や登山道から海の絶景が広がるコース。
海沿いを進んで山頂を目指すため、登山でありながら、潮の香りも感じられます。
灯台コースは急登が連続するため、やや体力を必要としますが、これだけ眺望が良いと頑張りがいがありますね。
夏場はとても暑いので、十分な水分と熱中飴、冷感タオルなどを持って登るようにしましょう!
【あわせて読みたい】 >> 【登山】標高が低いからって、“ 簡単 ” な山だと思ってない?
